少し時間が経ってしまいましたが、
「悪は存在しない」なんとヴェネチア銀獅子でした。
わお!すごい!!素晴らしいな!!
授賞式は日本時間の深夜だったのでPC前で見守っておりましたが、
3時すぎに寝落ちてました。
結局、翌日、目覚ましがわりにしている朝のニュースで知ると。
「あ、ニュースになっとる!」みたいな。
「悪は存在しない」と同じマテリアルで編集している「GIFT」も
10/18のドイツのゲント映画祭で石橋英子さんの音楽と共に上映が始まります。
ドイツ!
夏は「秋のドイツの上映について回ろう!そしてビールで乾杯だ!」
ぐらいに思っていたのに、映画の仕上げがあるので日本にいます。
でも、今進行中の仕上げもすごく楽しいので、分身が作れたらと心の底から思いました。
これね、本当に興味深い企画でした。
「GIFT」は音楽のためにある映画なのでサイレントです。
映画自体に音はありません。
なので、編集も音がない状態、そしてシナリオも読まない状態で始めました。
なんとなくそのほうが良いと思ったので。
シナリオを読んでいないので、
勝手に私の中で物語が出来上がっているんですよね。面白いことに。
後々、物語の展開や話している内容を知ってそのズレがすごかったです。
もし何も情報がない状態で素材をもらったとしても、
思考は物語を探そうとするのだなと痛感しました。
ただ、そこから脳みそを剥がすのがとてもとても大変なことでした。
物語に囚われるんですよね。
なんか春先のことを色々思い出すな。。