新・後光がさしたよ

生きる喜び

2022年初め

まさか、5月で2022年の初めとは。

 

年明けからドッタンバッタンしていたというのもありますし、

正直、どう書いたもんかなとぼーっとしていたら5月になったというのも理由です。

色々なことが起こりすぎて、書きようがなくなってしまったという感じでしょうか。

でもやはり、書かねばならぬことがあるので、いざ!と重い腰をあげました。

 

「ドライブ・マイ・カー」が第74回カンヌ映画祭をはじめ、

様々な映画祭で賞をいただき嬉しいなと思っていた矢先、

気がついたらオスカー。

 

なんと。

もはや、別の惑星の話のようです。

たくさんの方にメールやお電話などいただき、恐悦至極でございました。

ありがとうございました。

 

映画の受賞はご報告いただく度にとても嬉しく思っていたのですが、

第45回の日本アカデミー賞で最優秀編集賞をいただくという流れで

いざ、自分のことになると戸惑うばかりです。

なんと言いますか、編集は常に無我夢中だったので、

自分の仕事を評価されるなど(いい意味で)、

今までアレコレと考えてませんでした。

(そもそも普段、そんなこと考える人いないと思いますけど。)

それに加えて編集についてのインタビューなど受けて、

更に、気持ちの落ち着けどころを失っていた春でした。

 

でも、良かったこともありまして、

自分のことを話す機会によって、何かが整理されたような気がしました。

ということで、春先は、

一緒に仕事をしていた助手さんを相手に

今、何をしているのか、私がどうしたいと思っているのかを

なるべく喋りながらという仕事をするようにしました。

頭の中を見せる、みたいなことでしょうか。

仕事中さぞやうるさかったと思いますが、これは意外と良かったです。

気持ちがおちつかない日々のおかげでみえたことの1つです。

 

忙しくなったでしょうねと、よく言われるのですがそうでもないですし、

ようやくペースが戻ってきたように感じてきたので、

こちらもちゃんと書こうと思いました。