近頃DCP制作で悩まされている。
XYZの色変換に悩まされている。
手元にあるのは QTのProres422HQなのだけど、
DCP用の素材納品はXYZのtiff連番、もしくはHD SR。。
テープのほうが楽だよなーーーというのはわかっているけど、
これを機会に色変換などを習得しちゃおうというわけ。
DCP変換って、日本だとけっこうな金額をかけて
現像所さんや変換を業務としている会社がやっている場合が多い。
でも、意外と海外なんかは個人レベルで作っちゃっていたりする。
もちろん、クオリティから考えると、お金をとって調整してくれるような会社に
任せるのが一番いいけど、
そうもいかない経済状況もあるわけで…。
と、いうことで色々しらべてみたら面白いものがでてきたので、メモ。
まずDCPをつくるソフトってなんかないもんかしらと調べててでてきたのが
これ↓OpenDCP
なんとこのソフト、フリーソフトです。驚愕!
オープンソースのプログラム
で、インストールしてひらいてみたらこんなかんじ。↓
ふむ。DCPといえばJPEG2000。ありますねありますね。
そしてX'Y'Z'の変換のチェック項目もある!
なんだか良さそうですね。
でも、使い方がよぉくわからん。
tiffのシーケンスファイルを読み込むようだが…。
ということでさらに調べてみたら、こんなんがあった。↓
Getting to grips with making a Digital Cinema ...
Adobe PremiereとAfter Effects
そしてこのOpenDCP を使ってさっくりDCPをつくって、
あげくBarcoのプロジェクターで投影するまでの動画です。
はぁーーーなるほどね!と思いました。
変換の時間に関してはよくわからなかったので、
鬼時間がかかるかもしれないけど、
これを観るとだいたいわかります。
ファンタスティック!!!!!
いずれにしても、私が必要としている納品形態はXYZのtiff連番なので、
ここまでパッケージングする必要はないんだけど、
ここまで気軽にできるとお金出してDCP作るってのも
なんだかばかばかしくなっちゃいますね。
まぁ、もちろん劇場用はプロテクトかけたりする必要もあるんだろうけどね。
あと、結局XYZ変換についてはよくわからないままなので、
ちょっくらAfter Effectsの変換でも確認してみようかな。
あ、あと16bitも重要なポイントだね。
After Effectsからは16bitのtiffが書き出せるらしいので、
それで問題なさそうならAfter Effectsから
tiffシーケンスを書き出しちゃおうっと(・∀・)
ちなみに、今回参考にしたサイトはこちら
https://www.apertus.org/opendcp-article