新・後光がさしたよ

生きる喜び

お前の背中には何があるのだ

昨日の出来事。
髪の毛を切りにいく。
日村か原田知世か山崎かって感じになった。
首筋が心地よいね。
風がぴゅーっと通り過ぎてゆくよ。

神保町シアターに「港の日本娘」を観に行くも、チケット完売で残念賞。
しかたがないので、さぼうるで会議しつつお茶。
ホドロフスキー氏の最近の動向を知り、テンションが上がる。

友人に先日編集を詰めた作品を観てもらい、
良い感想をもらう。
がんばってよかった。。
また月末から本編集が再開されるので、つかの間の休息だな。

急にガス・ヴァン・サントの「エレファント」を見返したくなったので見る。
特典のガス・ヴァン・サントのインタビューまで観て良かった。
「エレファント」は、キャラクターの背中を見せながらの長いウォーキングショットが多い。
今、私が編集しているものも、背中が多い。

ガス・ヴァン・サントは、観客に「考える時間」を作っている。
無駄に思えるショットも物語が動くシーンと同じ重要性を与えていると言っていた。
今回の編集中に、「お前の背中に何があるというのだ!!」とずっと悩んできたけど、
観客に考える時間を与える、もしくは、画以外の要素を聞かせる、見せるために「背中」をみせると考えれば、
少しは不安が減るってもんだ。
しかしまぁ、今回の「背中」が撮影段階での意図であるのかどうかは定かではないので、
勝手な解釈でしかないんだけど。

悩ましいところだな。

エレファント デラックス版 [DVD]

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