新・後光がさしたよ

生きる喜び

撮影データのフォルダ階層

最近、編集後のDaVinci Resolveへのコンフォームが多いので

ちょっと気になったことのメモです。

 

オフラインの場合は大方ProResに変換されたものを使用しますが、

編集後は撮影後のマスターデータに差し替えます。

すんなりいくときもあれば、悪戦苦闘することもあります。

 

編集前のポイントは

・撮影後のマスターデータのフォルダ階層と変換後のProResデータのフォルダ階層を

なるべく合わせる

これがしてあると、編集準備がはかどります。

合わせられないようでしたら、共通のフォルダ名にまとめます。

日付が無難ですかね。

 

コンフォーム時のトラブルは、エディットのデータを読み込んだ後、

「リリンクさせようとしてもオフラインになっちまいます。」

ということです。

 

編集時はクリップが細かく大量にありますので、なるべくするっと合わせたい。

以前にもリール名は大事ですという文を書いた気がしますが、

まさにここで大活躍です。

 

daVinci Resolveでは、リール名の取得をマニュアルで行うと

プロジェクト全体で反映されてしまいます。

なので、マスターデータのフォルダ階層がバラバラですと、

編集時につけたリール名が意味をなしません。

 

例えば、⇩

f:id:azkintaro:20161014124533p:plain

 

このクリップは4階層あります。

 

しかし、他のクリップは⇩

 

f:id:azkintaro:20161014124537p:plain

2階層しかありません。

 

この場合、編集準備で[A_R_1].......で取得していたリール名を

DaVinci Resolve でも取得する設定をしても、

マスターデータ側のフォルダ階層がバラバラなので

リール名もバラバラになってしまいます。

 

[A_R_4]のリール名を取得するには

*/%R/%D

なのですが、

[A_R_1]のリール名を取得するのは

*/%R/%D/%D/%D

こういう感じです。

大事なことなので二回書きますが

DaVinci Resolveのプロジェクトで使える設定は一つだけです。

 

こうなったら、手動でフォルダを作って階層の数を合わせる必要があります。

 

と、いうことなので、

現場でのデータ管理はここまで知っている人にお願いできると

ポスプロの手間がなくなりますね。

 

「とりあえずバックアップが確実に取れてればいいです。

あとはこちらでなんとかします。」

と言ってしまいます。

 

しかーし!これではいかーん!と思うので、

みんながわかるように簡単な説明用PDFを用意します。

自分の身は自分で守る!!