新・後光がさしたよ

生きる喜び

PremiereCS6とかCCでRAW編集したらこうなった

最近R3Dの2K RAW編集と4K RAW編集の機会があって、

周辺機材と操作感を探ることができた。

 

PCスペックはMac Book Pro Retina 2.7GHz Core i7  16GBメモリ

編集ソフトはPremiere CS6 及び、CC。

 

CCはR3DのTC表記に若干不安があったから、本当はCCは避けたかった。

とはいえ、CS6で編集を進めていたのに、

ある日事CCで開いてしまって戻す時間もなくそのまま進行してしまったので、

結局CCでやるはめになってしまった。

プロジェクトファイルを開くときのソフトがデフォルトでCCになってるんだよな。

時間ないときに焦ってキーボードとか連打してたら、間違えてCCで開いちゃったんだ。

ゆうべ、TCが迷子になって夜通し作業するはめになったのは、確実にそれが原因だと疑ってやまない。

command+Zでなんでも戻ると思ったら大間違いだよ。ほんとに。

 

先に2K RAW編集からメモレポをまとめる。

今回テストしたかったのはストレージ。

・ストレージ

2Kの現場ではストレージを購入する必要があったので、

G RAID miniを購入。これは7200回転だってちゃんと記載しているから安心。

今後のために2TBモデル。

 

・接続

本当はThunderboltが良かったけどPCを制限してしまうので

USB3.0で使うことにした。

HDDのストライピングでUSB3.0接続にして、

7200回転のHDDをUSB3.0につなぐときの2倍くらい速度が出てるのかな。

2Kだし、それぐらいあればいいでしょ。

落ち着いたら、後日計測してみる。

 

・転送速度

ストレージを選ぶときに、RAWデータの転送速度にどれくらいの転送速度が必要になるか

アメリカに問い合わせてみたけど、

デコードがかかるからサイトで見られる転送速度より必要だよね!

みたいなメールが帰ってきた。

そうなんだけど、そうなんだけど、その先が知りたい!んだよ!

 

・Premiere 2K RAW編集

RAWデータはQTやAVIのようにクリップファイルとして扱える。

変換の必要はない。らっきー。

 

レゾリューション落として編集できるので、基本的には問題ない。

レゾリューション混在編集のときは再生に負荷がかかっているよう気がする。

RAWデータと、たまにQT HD Proresの素材が混在した状況だったのだけど、

RAWデータのときにカックッカック感が増したようなかんじ。

編集の流れをみるときは4分の1まで落とすこともあったけど、許容範囲。

でも、やはり元が2Kなので、2Kの4分の1だと結構荒い。残念な感じにみえる。

 

現段階では2Kほうの編集が終わって、

録音部さんにOMFとmovを渡して整音の作業が来週から?はじまる。

つまずいたのがOMF出力。

これはねー、FCP7ばっかり使ってた自分が悪かった。

すまん。わしが悪かったよ。

FCP7でOMFを出すときには小難しい設定はない。むしろできないと思ってても良い。

一方でPremiere CC(CS6もかな)はけっこう細かい。

細かい上に、その設定がどう活かされるのか皆目検討がつかない。

録音部さんが夕張に行ってしまったので、

向こうについたら読めるか試してくれるみたい。

ある意味ワークフロー模索に付きあわせてしまって恐縮。

夕張…。メロン…。

 

恐縮してます、ほんとに。

うまくむこうで再現できていたら、OMF書き出しの設定をメモしておくことにする。

 

・Premire

便利機能だと思ったのは、

メディアに書き出し時にエフェクトでTCの埋め込みが簡単にできること。

整音作業が入るときはTCを埋め込んであげたいので、

この設定をオンにするだけ!というのはすごく楽ちん。

FCP7のときは

一度QT書き出しからリファレンスファイルを作成して(TCを埋め込むため)、

それをタイムラインに乗っけてからエフェクトでTCを入れて…。云々かんぬん。ばりむしゃばりむしゃ。

兎に角、面倒でならんかったのです。

(本当はもっと簡単な方法があったのかもしれないけど、私はこれでやってた。)

 

全体に感じたのは、

ショートカットキーがたまに反応しなくなるので深夜に壁パンチをしたくなる。

あと、たまにディスプレイがバグって変になってしまうので強制終了することもある。

セーブはこまめに。

これは、ひょっとしたらThunderboltで外部モニターに出してたからかもしれない。

最近Thunderboltになにかつながっていると不具合を感じるから。

個別のビンウィンドウが消えないので、邪魔くさいときがある。

他のウィンドウをクリックしても、バックにまわらないのでそのまま滞在することになる。

これは、常々気になってたけど、こまめに消そう。

ソースモニターのTCがDFがデフォルト表記だったので惑わされた。

 

と、まぁ、細々とした設定で苦しめられたというのは間違いないのだけれども、

総括は「悪くないですよ、Premiereさん」。

簡単な編集のときとかに使っていたので、

こんなにRAWデータでがっつりやるのは正直初めてだったかもしれない。

がっつりやると、長所も短所もわかって良い。

 

 

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こいつをぐりっとひっくりかえして、

おなかのあたりをぐりぐりぐりーー!ってなでて、

ガシガシ蹴られたい