新・後光がさしたよ

生きる喜び

くわえ煙草で脱税調査についていくつか。

今日はまた月曜日か。
すぐやってくるな、月曜日。

仕事に出る前に、「マルサの女」と「その男、凶暴につき」を流しながら、雑事を済ます。
マルサの女」は小学生のときにお母さんがテレビで観ていたのをいっしょに観てた記憶がある。
当時は観ながら「マルサってなによ!」「なんでなんで?」と説明を求めて煩がられたと思う。
結果、曖昧に説明されて、よくわかんねーなで済ませてたな。

そして今あえてその「マルサの女」を観ると、
なんてぎゅうぎゅうで面白いんだ!と脱帽。
始終コミカルかつムーディーかつシリアスムービーですわ!
各登場人物のおそろしくコミカルなキャラクター設定と
それにともなう誇張され気味の振る舞い、行動はわくわくするし、
”男と女”のシーンも湿度のある感じだし、
(小学生だったので、おっぱいとかおしりとか出るとキャッて思ってた。大人になったよ、私。)
主人公の板倉亮子(宮本信子)が一度は敗北し、
マルサになってリベンジする展開もスタンダード展開だけど、
全てが気持ちいい。
冒頭の適役権藤(山崎努)が喜びに踊るのもいいし、
板倉亮子の寝癖ネタも良い。
なんなんだ、この気持ちよさ。
税金の話なので、専門的な話はよくわからないけど、
権藤が悪いことをして裏金をつくってて、
それをマルサの板倉亮子があばくのだ!というだけ分かってれば、面白くみれるよね。

そんな映画をうちの母親が観ていたということにも、なんだか驚き。
本人は純粋にテレビで「映画を楽しんでる」だけなんだけど。

オリバー・ストーンの「ウォール・ストリート」を観たときは、
なんだかアメリカ経済にちょっとついていけなかったんだな。
かといって、人間関係に没頭することもできず。
どこにも行けなかったのよ、わたし。


そうや、TSUTAYAの返却予定日メールが届く。
延滞してたかしらと、背筋がひゅっとなる。
いいサービスではあるが、心臓に悪いな。


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4カメマルチ編集をしていたときによく出現したこいつ。
おまいが出てくるだけで、私の頑強なこころは一瞬でくだけるのだよ。